当院では、在宅診療の質向上を目的に、胸部レントゲン検査や輸血、人工呼吸器管理、フットケア、等様々な検査や治療の導入を行っております。
検査や治療については、訪問診療時にご相談ください。
当院では、在宅での胸部レントゲン検査を導入し、呼吸器疾患をはじめとする難治性疾患の治療方針決定に役立てています。
健診時のレントゲンはもちろんですが、「間質性肺炎急性増悪」後の患者様では、定期的に採血、レントゲンを行い、ステロイド、免疫抑制剤を調整することで、大学病院での呼吸器診療と同様の質を保てるよう対応しております。
在宅での腹水濾過濃縮再静注法(CART)を導入しております。
CARTは、腹水を抜き、最近、癌細胞や血球成分を取り除いた後、アルブミンなどの有用成分を濃縮された腹水を点滴で戻す治療法です。
腹水貯留スピードの低下、QOL(quality of life)の向上が報告されており、難治性腹水症の患者様では保険適応で対応可能です。
外来でのご相談も承っておりますが、詳細は院長外来にてご相談ください。
(左図:旭化成メディカルホームページより、真ん中:濃縮中の実際、右写真:濃縮された腹水)
肺内パーカッションベンチレーターは、①肺内パーカッション療法、②高頻度陽圧換気療法、③エアロゾル吸入療法の3つの機能が同時に導入された人工呼吸器です。
ネブライザーによって加湿された空気の塊を、高頻度かつ断続的に気道内に送ることによって、換気改善と喀痰排出の補助を行います。
適用範囲が広く、未熟児・小児~成人・高齢者まで、重篤の患者から回復途上の患者まで幅広い症状に効果を発揮します。
(左図:Percussion Japanホームページより改変、中写真:機械、右写真:吸入の実際)
フットケアを専門とする看護師が、医師と共にご自宅に訪問し、訪問診療時に爪切りや足のタコ・魚の目に対する処置や浮腫に対する対応を行っています。
<症例4:浮腫に対する対応>
浮腫の原因は様々ですが、内科的な病気がなくても、「座っている時間が長い」等の問題により、足の浮腫でお困りの方が増えています。
これを廃用性浮腫といい、感染や歩きにくさの原因になります。
当院では、様々な会社の弾性ストッキングのサンプルを用意しており、患者様にあった弾性ストッキングを選択することで、浮腫の増悪予防をサポートさせて頂きます。
・呼吸器・アレルギー疾患に対する診療については、訪問診療時の吸入指導(左図)、難治性気管支喘息患者様に対する分子標的薬による導入(中図)を行っております。
・在宅での輸血(右写真):消化管出血や血液疾患で輸血を要する患者様については、ご自宅にて輸血を継続していくことが可能です
医院名 |
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医療法人社団よるり会 目黒ケイホームクリニック |
理事長 |
安藤 克利 |
住所 |
〒153-0061 東京都目黒区中目黒4-5-1エースビル2階 ※東急バス目黒警察署停留所すぐ ※お気軽にご来院ください。 |
電話番号 |
03-5722-5500 |
FAX |
03-5722-5501 |